またもやジンクスを破れませんでした ~天皇賞(春)

今年の天皇賞(春)は、単勝1.3倍の圧倒的な1番人気に支持されたゴールドシップが5着に敗れました。
これで、天皇賞(春)では、2006年のディープインパクトを最後に、1番人気が7連敗ということになります。これもジンクスといえば言えるのでしょうが、Wikipediaによると、もっと長く続くジンクスがありました。

それは、フルゲートが18頭になった(つまり馬連が導入された)1992年以降、18頭立ての天皇賞(春)では、1番人気が連対できないというもの。1995年のエアダブリン以降のべ9頭の馬がこのジンクスに挑んだのですが、すべて3着以下に敗れています。
実はこのうち、のべ7頭はG1を1勝、あるいは勝っていない馬なのですが、昨年のオルフェーヴル、今年のゴールドシップと、G1を複数勝っている馬の大敗は、ある意味衝撃的でもありました。

天皇賞(春)というと、90年代から2000年代初頭は比較的固いイメージがあり、実際にビワハヤヒデ、スペシャルウィーク、テイエムオペラオーが、1番人気に応えて勝っています。しかもいずれも2着は2,3番人気と固い決着。しかし、これらのレースはフルゲートにはならなかったのです。

18頭以上が出走して1番人気が最後に勝ったのは、馬連導入前年の1991年。メジロマックイーンが好位から差しきって1着になりました。ちなみにこのレースは、私が初めて馬券を買った思い出のレースでもあります。
それ以来22年。メジロマックイーンの孫であるゴールドシップが、またもやジンクスの前に涙をのみました。

しかし昨年大敗したオルフェーヴルも、続く宝塚記念では復活して優勝しています。宝塚記念では、そのオルフェーヴルやジェンティルドンナも出走を予定しているそうなので、強いゴールドシップとの頂上決戦を、ぜひ見せてもらいたいと思います。

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